特集 MRIの使い方
骨軟部MRI
青木 隆敏
1
1産業医科大学放射線科
キーワード:
MRI
,
骨軟部
,
筋損傷
,
靱帯損傷
,
半月板損傷
,
関節リウマチ
Keyword:
MRI
,
骨軟部
,
筋損傷
,
靱帯損傷
,
半月板損傷
,
関節リウマチ
pp.126-129
発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100056
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Case
前十字靱帯断裂および内側半月板断裂
患者:15歳,女性.
現病歴:バスケットボールの試合中にジャンプして着地した際,右膝ががくっとなった.単純X線では異常所見を認めない.MRI T2*強調矢状断像にて,前十字靱帯の連続性が不明瞭で,腫大と不均一な信号上昇を伴っていた(図1a:矢頭).また,内側半月板後節には関節面に達する複数の線状の高信号が認められた(図1b:矢印).関節鏡で前十字靱帯の完全断裂と内側半月板後節の複数の断裂が確認され,前十字靱帯再建術と半月板縫合術が施行された.
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