学会報告
第49回中国四国リハビリテーション医学研究会—2019年12月1日(日),於:高知大学医学部
和田 恵美子
1
1近森リハビリテーション病院
pp.601-605
発行日 2020年6月10日
Published Date 2020/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201978
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1.ロコモティブシンドロームを呈した2型糖尿病患者の身体機能とセルフケア行動の規定因子について
高知大学医学部附属病院リハビリテーション部
近藤 寛,他
【目的】2型糖尿病(diabetes mellitus;DM)患者をロコモ25にて非ロコモ群とロコモ群に分別し,ロコモを呈したDM患者の身体機能とセルフケア行動の規定因子の状況を明らかにした.【結果】ロコモ群は年齢が高く女性に多い傾向を示した.身体機能では10m歩行速度の低下,骨格筋量の減少,セルフケア行動規定因子では強化要因(筋力)が有意に低下した.【結論】ロコモを呈したDM患者は,身体活動量を上げ筋力・筋量を増加させることが重要である.
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