Japanese
English
特集 小児期のがんとリハビリテーション
小児がんの基本的な知識
Childhood cancer
横須賀 とも子
1
Tomoko Yokosuka
1
1神奈川県立こども医療センター血液・腫瘍科
1Department of Hematology Oncology, Kanagawa Children's Medical Center
キーワード:
化学療法
,
放射線療法
,
造血細胞移植
Keyword:
化学療法
,
放射線療法
,
造血細胞移植
pp.1053-1057
発行日 2019年11月10日
Published Date 2019/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201789
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小児がんとは
小児がんとは小児期(15歳以下)に発症する悪性腫瘍を総称する.小児がんの種類としては,白血病,脳腫瘍,固形腫瘍に分類されるが,固形腫瘍は神経芽腫,悪性リンパ腫,腎腫瘍など,小児期に体のどこにでもできる腫瘍のすべてを含む.一部の小児固形腫瘍は,神経芽腫,腎芽腫,肝芽腫など「芽腫」という名称がつくことで知られている.
小児がんの発生頻度は,15歳未満の小児人口1万人当たり約1人であり,全国で年間2,000人程度が診断されるといわれている.
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