書評
友利幸之介,京極 真,竹林 崇(著),長山洋史(執筆協力)「作業で創るエビデンス—作業療法士のための研究法の学びかた」
藤本 修平
1
1京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻
pp.556
発行日 2019年6月10日
Published Date 2019/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201663
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これからの時代,リハビリテーション医療における意思決定には,臨床現場で創られた実証結果であるエビデンスが求められることは想像に難くない.そのエビデンスとは何か? 臨床および社会で生かすための幅広い研究法エッセンスを学べる書籍が本書である.
本書の構成として小生が捉えた特徴的な点は3つである.1点目は研究デザインの網羅性,2点目はエビデンスの活用法にも触れている実用性(実践性),3点目はマンガを用いた理解へのリーチ性である.
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