Japanese
English
特集 救命救急におけるリハビリテーション
救命救急における摂食・嚥下へのアプローチ
Approach for feeding and swallowing disorders in critical care
松浦 尚子
1
,
土岐 明子
1
Shoko Matsuura
1
,
Akiko Toki
1
1大阪急性期・総合医療センターリハビリテーション科
1Osaka General Medical Center
キーワード:
抜管後嚥下障害
,
嚥下障害
,
長期人工呼吸管理
,
重症患者
,
救命
,
救急診療
Keyword:
抜管後嚥下障害
,
嚥下障害
,
長期人工呼吸管理
,
重症患者
,
救命
,
救急診療
pp.617-622
発行日 2017年6月10日
Published Date 2017/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200988
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はじめに
救命救急の現場において初期からリハビリテーション専門職〔言語聴覚士(speech therapist:ST)〕が摂食・嚥下障害のリハビリテーションを行うことはそれほど多くはない.しかし多くの患者がその時期はさまざまであるがいずれ口から食べることを検討される.特に長期人工呼吸管理後には嚥下障害を合併していることが多く,摂食・嚥下リハビリテーションの依頼も多い.長期人工呼吸管理後に多くみられる嚥下障害患者に対する多職種によるアプローチの実際を,ある症例を通して紹介する.
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