Japanese
English
特集 地域包括ケアシステムとリハビリテーション
住民主体の介護予防活動—いきいき百歳体操の経験から
Community based activity which prevent the elderly from developing preventable physical disabilities—from the experience of Iki-iki Hyaku-sai Taiso
堀川 俊一
1
Shunichi Horikawa
1
1高知市健康福祉部
1Kochi City Hall Health and Welfare Department
キーワード:
介護予防
,
いきいき百歳体操
Keyword:
介護予防
,
いきいき百歳体操
pp.825-829
発行日 2015年9月10日
Published Date 2015/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200351
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
わが国では「団塊の世代」がすべて後期高齢者となる2025年に向けて地域包括ケアシステムを整備することが喫緊の課題となっている.その第一歩として本年4月には要支援者対象のホームヘルプサービスとデイサービスが介護予防給付から外れ,新しい総合事業の中で行われることとなった.そして新しい総合事業の通所系サービスのなかに住民主体による支援が位置づけられた.本稿では今後全国で育成・支援が必要とされている住民主体の介護予防活動のモデルの一つとなっている高知市が開発したいきいき百歳体操を紹介するとともに,新しい介護予防事業において期待されるリハビリテーション専門職の役割について述べる.
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.