連載 身体障害者診断書Q&A
パーキンソン病の診断書
高岡 徹
1
1横浜市総合リハビリテーションセンター
キーワード:
身体障害者手帳
,
肢体不自由
,
難病
Keyword:
身体障害者手帳
,
肢体不自由
,
難病
pp.780-781
発行日 2015年8月10日
Published Date 2015/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200335
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- 文献概要
Q1 発症からどの程度経過をみてから診断すべきですか.また,再認定はつけるべきですか.
A1 脳血管障害などの障害認定の時期は,麻痺の回復や歩行能力の改善などを考慮して,発症から認定までに一定の観察期間が必要です.一方,パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症,脊髄小脳変性症などのいわゆる難病は,病状が進行することはあっても,回復することは難しいです.したがって,確定診断がつけば,早期に認定することが可能ではないかとも考えられます.
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