連載 身体障害者診断書Q&A
脳損傷による遷延性意識障害合併例
高岡 徹
1
1横浜市総合リハビリテーションセンター
キーワード:
身体障害者手帳
,
肢体不自由
,
意識障害
Keyword:
身体障害者手帳
,
肢体不自由
,
意識障害
pp.1064-1065
発行日 2015年11月10日
Published Date 2015/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200425
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Q1 意識障害がある状態で診断書を作成してもよいですか.
A1 脳損傷などの障害認定の時期は,麻痺の回復や歩行能力の改善などを考慮して,発症から認定までに一定の観察期間が必要です.意識障害が存在し,口頭指示に従うことができない全介助の状態であっても,発症からの期間が短く,今後の回復が十分に期待できる時期での診断は適当ではありません.
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