Japanese
English
特集 障害児者に関わる法制度改革の動向
発達障害者支援法
Act on support for persons with developmental disabilites.
大塚 晃
1
Akira Otsuka
1
1上智大学総合人間科学部社会福祉学科
1Sophia University, Faculty of Human Sciences Department of Social Services
キーワード:
発達障害者支援法
,
地域生活支援
,
サービス体系
Keyword:
発達障害者支援法
,
地域生活支援
,
サービス体系
pp.705-709
発行日 2013年8月10日
Published Date 2013/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552110198
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はじめに
発達障害者の自立および社会参加のために生活全般にわたる支援を図り,その福祉の増進に寄与することを目的とした「発達障害者支援法」が,2005年4月1日に施行され8年が経過した.その後,福祉サービスなどについて共通の制度の下で一元的に提供する「障害者自立支援法」が,2006年4月1日に施行され,2010年12月には「障害者自立支援法の一部を改正する法律」が成立し,2012年度に施行された.また,2012年6月には障害者自立支援法に代わり「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(以下障害者総合支援法)」が成立し,2013年4月から施行されている.このように発達障害を取り巻く法律や制度が大きく変化するなかで「発達障害者支援法」の現状と今後の課題などについて考えてみたい.
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