Japanese
English
講座 障害者をめぐる法的課題
2.福祉関連専門職の資格制度と人材育成
Qualify System and Human Resources for Social Welfare Profession.
平野 方紹
1
Masaaki Hirano
1
1厚生省社会・援護局企画課
1Planning Division, Social Welfare and War Victim Relief Bureau, Ministry of Health and Welfare
キーワード:
福祉資格制度
,
精神保健福祉士
,
言語聴覚士
,
介護支援専門員
,
福祉人材育成
Keyword:
福祉資格制度
,
精神保健福祉士
,
言語聴覚士
,
介護支援専門員
,
福祉人材育成
pp.739-746
発行日 2000年8月10日
Published Date 2000/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109291
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はじめに
戦後半世紀にわたる社会福祉実施体制の抜本的見直しを図る社会福祉基礎構造改革(以下,基礎構造改革)がいよいよ具体化されることとなったが,その主要な柱として「サービスの質の向上」が掲げられており,このため福祉人材の養成と確保が改革の重要な課題となっている.
社会福祉領域における人材育成という点では,1987年の「社会福祉士及び介護福祉士法」による本格的な資格制度が発足してから,約10年の間に,義肢装具士(1987),精神保健福祉士(1997),言語聴覚士(1997)等,次々と専門職種の制度化が進められ,整備が図られてきている.
そこで,本論では障害福祉分野に焦点を当てながら,これまでの福祉専門職の動向を整理し,今後の課題を探ることとしたい.
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