Japanese
English
特集 中途視覚・聴覚障害のリハビリテーション
老人性難聴
Presbyacusis.
岡本 牧人
1
Makito Okamoto
1
1北里大学医学部耳鼻咽喉科
1Department of Otorhinolaryngology, Kitasato University, School of Medicine
キーワード:
補聴器
,
聴覚リハビリテーション
,
コミュニケーションストラテジー
Keyword:
補聴器
,
聴覚リハビリテーション
,
コミュニケーションストラテジー
pp.705-709
発行日 1997年8月10日
Published Date 1997/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108441
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はじめに
老人性難聴のリハビリテーションというと補聴器というくらい補聴器と聴覚リハビリテーションとは密接な関係がある.しかし,一方で,補聴器をつけさえすればそれでリハビリテーションはおわりだと思っている人は本人や周囲の人だけでなく,残念なことに耳鼻咽喉科医のなかにも多数いる.補聴器は聴覚リハビリテーションの第一歩であり,補聴器を装用するまでにも,また,装用した後にもいろいろの問題がある.本論文では,こうした補聴器の問題を中心として,聴覚リハビリテーションの現状と問題点について言及する.
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