Japanese
English
特集 リハビリテーション・システム
大学病院におけるシステム―教育,診療,研究の観点より
Organizing System in Department of Rehabilitation Medicine of University Hospital.
正門 由久
1
,
長谷 公隆
1
,
千野 直一
1
Yoshihisa Masakado
1
,
Kimitaka Hase
1
,
Naoichi Chino
1
1慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
1Department of Rehabilitation Medicine, Keio University School of Medicine
キーワード:
大学病院
,
教育
,
研究
Keyword:
大学病院
,
教育
,
研究
pp.303-308
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108077
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はじめに
周知のように,現在大学病院においては,まだリハビリテーション科が講座や診療科として独立しているところが非常に少ない.そのなかで,特に大学病院では教育,診療,研究の3つの分野でシステムを構築していくことが必要である.当大学に初めてリハビリテーションセンターが開設されたのは昭和41年4月であるが,リハビリテーション科が学科目(他大学における講座と同じであり,以下には講座として述べる)となるまでに実に30年と長い歳月を要した1).以下にその経過の概略を振り返り(表1),現在のシステムと関連する問題点,さらに将来の展望について論じたい.
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