特集 総合診療医の“若手ロールモデル”を紹介します!—私たちはどう生きるか
【中堅座談会】
こんなに楽しい世界があるんやで!—「総合診療」だけの2つの強み
中山 明子
1
,
本郷 舞依
2,3
,
小林 正宜
4,5
,
寺澤 佳洋
6,7
NAKAYAMA AKIKO
1
,
HONGO MAI
2,3
,
KOBAYASHI MASANORI
4,5
,
TERASAWA YOSHIHIRO
6,7
1大津ファミリークリニック
2みちのく総合診療医学センター
3坂総合病院 総合診療科
4葛西医院
5大阪市立大学医学部附属病院 総合診療センター
6藤田医科大学 総合診療プログラム
7豊田地域医療センター 総合診療科
キーワード:
原体験
,
外科医 有森冴子
,
診療所
,
開業医
,
中小病院
,
大学病院
,
家庭医療
,
地域医療
,
「やりたいこと」
,
多様性
,
つながり
,
教育
,
経営
,
野望
,
計画的偶発性理論
Keyword:
原体験
,
外科医 有森冴子
,
診療所
,
開業医
,
中小病院
,
大学病院
,
家庭医療
,
地域医療
,
「やりたいこと」
,
多様性
,
つながり
,
教育
,
経営
,
野望
,
計画的偶発性理論
pp.74-87
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202457
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
総合診療専門医プログラムの専攻医数が伸び悩んでいる。その一因として「ロールモデル」の未確立が指摘されるが、それは単に歴史が浅いからではないだろう。本特集・本座談会を読めば、ロールモデルを容易には確立しえないほどに、総合診療のフィールドは幅広く、さまざまな活躍の仕方ができるがゆえと見えてくる。自らの志や周囲のニーズに応じて、いわば“何でもできる”この「多様性」は、まさしく総合診療だけの強みと言える。
とはいえ、あまりに選択肢が多く、キャリアをうまくイメージできなければ、不安になるのも当然だろう。しかし、それを補って余りある強みが、総合診療にはもう1つある。さて、その強みとは? 一歩先行く先輩たちも、総合診療医としてのビジョンが最初から明確だったわけではない。4人の中堅指導医が、総合診療医育成の未来にかかる霧を颯爽と吹き払い、その無限の可能性を語り合った。専攻や今後のキャリアを迷っている方、それを導く立場にある方、ぜひともお読みください!
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.