Japanese
English
実践講座 コミュニケーション用機器とソフト
5.身体障害者用電話機
Telecommunication Devices for the Persons with Physical Disabilities.
市川 洌
1
,
濵田 豊彦
2
Kiyoshi Ichikawa
1
,
Toyohiko Hamada
2
1東京都補装具研究所
2東京都心身障害者福祉センター
1Tokyo Metropolitan Prosthetic and Orthotic Research Institute
2Tokyo Metropolitan Rehabilitation Center for Physically and Mentally Handicapped
キーワード:
スイッチ入力
,
受話音量増幅機能
,
テレコミュニケーション
Keyword:
スイッチ入力
,
受話音量増幅機能
,
テレコミュニケーション
pp.431-435
発行日 1995年5月10日
Published Date 1995/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107865
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
電話回線を利用した通信技術の進歩はめざましいものがあり,マルチメディアの一環として今後の発展が期待されている領域である.肢体不自由者をはじめ,視聴覚障害者など身体障害者にとっても,電話を自由に使えるか否かは社会参加の程度に大きな影響を与える.電話回線を利用した在宅就労が部分的に実施されているのを見てもわかるように,将来的には職業の自立やアメニティへの参加など多様な利用方法が考えられるようになるであろう.ここでは未来を推察するのではなく,現在,肢体不自由者,聴覚障害者,視覚障害者などが利用できる電話機の現状について記述することにする.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.