Japanese
English
特集 慢性関節リウマチ―外科治療とその後療法
慢性関節リウマチの外科治療とその後療法―病態から考えて
Indication of Operative Therapy in Patients with Rheumatoid Arthritis.
越智 隆弘
1
,
木村 友厚
1
,
東 文造
1
,
大脇 肇
1
,
脇谷 滋之
1
,
島岡 康則
1
,
中川 滋人
1
,
富田 哲也
1
,
田辺 誠
1
Takahiro Ochi
1
,
Tomoatsu Kimura
1
,
Bunzo Azuma
1
,
Hajime Owaki
1
,
Shigeyuki Wakitani
1
,
Yasunori Shimaoka
1
,
Shigeto Nakagawa
1
,
Tetsuya Tomita
1
,
Makoto Tanabe
1
1大阪大学医学部整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, Osaka University Medical School
キーワード:
慢性関節リウマチ
,
自然経過
,
治療方針
,
病型
,
骨髄病態
Keyword:
慢性関節リウマチ
,
自然経過
,
治療方針
,
病型
,
骨髄病態
pp.369-376
発行日 1995年5月10日
Published Date 1995/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107852
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はじめに
慢性関節リウマチ(RA)は確定診断1)がなされてから後は軽症に終始する例から重症に陥る例までさまざまである.すべてを一括してRAとして治療を考えるのでなく,整理して単純化して的確な治療方針を立てられないかと考えて臨床研究を続けて,またその延長として基礎的な研究で裏付けをとることを試みてきた.そして骨髄病態が臨床病態の相違と最も関連していることを見いだした.本稿では特に整形外科的治療法の適応に関連する内容について述べる.
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