一頁講座 神経学的検査
3.絞扼性神経障害の誘発テストの手技と意義
田尻 康人
1
1東京大学医学部整形外科
キーワード:
手根管症候群
,
回内筋症候群
,
肘部管症候群
,
誘発テスト
Keyword:
手根管症候群
,
回内筋症候群
,
肘部管症候群
,
誘発テスト
pp.253-254
発行日 1995年3月10日
Published Date 1995/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107823
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絞扼性神経障害(Entrapment Neuropathy)は末梢神経が解剖学的に圧迫を受け易い部位で持続的にあるいは繰り返し圧迫を受けることにより発症する神経障害である.診断は臨床症状および電気生理学的検査によるが,日常診療上しばしば症状の出現や増悪を再現させる誘発テストが用いられる.代表的な誘発テストの方法とその意義について述べる.
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