Japanese
English
調査
脳性麻痺児をもつ10代の母親の婚姻,妊娠,出産および療育環境に関する調査
Survey of Marriage, Pregnancy, Delivery and Welfare of Mothers in One Teens who had born the Infant of Cerebral Palsy.
大城 秀子
1
,
落合 靖男
1
,
喜友名 和子
1
Hideko Ohshiro
1
,
Yasuo Ochiai
1
,
Kazuko Kiyuna
1
1沖縄小児発達センター
1Okinawa Shoni Hattatsu Center
キーワード:
脳性麻痺
,
低年齢出産
,
療育環境
Keyword:
脳性麻痺
,
低年齢出産
,
療育環境
pp.147-149
発行日 1995年2月10日
Published Date 1995/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107798
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はじめに
10代の母親は一般的に母体の管理や育児に関する知識に乏しく,その環境の問題が指摘されている.
とりわけ脳性麻痺児の乳幼児期においては,家庭におけるリハビリテーションは重要であり,そのためには安定的,かつ安全な家庭環境が確保されなければならない.また,リハビリテーションの保障のみならず,10代の母親故に派生しうるさまざまな困難に対して,多面的な援助も必要とされる.
心身障害児の療育機関として,当センターの開設以来関わってきた脳性麻痺児をもつ10代の母親を対象に,婚姻形態,経済状況,妊娠中の母体管理,周生期の様子,療育環境について調査を行い,若干の知見を得たので報告する.
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