Japanese
English
調査
心身障害児への診断から療育までの再検討
The Social Studies of a Diagnosis and Treatment of Handicapped Children from the Viewpoint of Claimants.
大城 秀子
1
,
落合 靖男
1
Hideko Ohshiro
1
,
Yasuo Ochiai
1
1沖縄整肢療護園中部分園
1Okinawa Seishi-Ryogoen.
キーワード:
心身障害児
,
ソーシャル・ワーカー
Keyword:
心身障害児
,
ソーシャル・ワーカー
pp.381-384
発行日 1984年5月10日
Published Date 1984/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105166
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はじめに
近年,心身障害児の早期発見,早期療育の考え方は普及したが,家族の立場からみた場合そのことが充分な配慮の上で行われているかどうか,検討の余地があるように思う.
医師は親の気持を察する余り病名をはっきり伝えないこともあり,そのことが両親をして病院めぐりをさせ,心身共に疲れ果ててしまう例がみられる.
診断名が家族に与える影響は大きく,児童のみでなく家族への指導も大切なことが痛感させられる.
そこで私達は,心身に障害のある児童が発見された場合,どのような点に留意すべきかを知る目的で,家族調査をしたので報告する.
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