学会報告
第27回北陸リハビリテーション医学集談会―1992年9月6日,於:福井県立大学
立野 勝彦
1
1金沢大学医療技術短期大学部
pp.441-446
発行日 1993年5月10日
Published Date 1993/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107368
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1.発語失行症例の発語の分析
恵寿総合病院 酒井美幸・谷内節子・中村弘美・埴生知則
金沢大学耳鼻科 鈴木重忠・能登谷晶子
脳血管障害(CVA)によって運動失語と発語失行(apraxia of speech)を呈した2症例を経験し,復唱の誤りの分析と発語の改善過程を検討した結果,若干の知見を得たので報告した.
症例1は48歳,右利き,男性.クモ膜下出血で発症し,脳動脈瘤クリッピング術を受け,リハビリテーション目的で当院転院となった.症例2は65歳,右利き,男性.出血性梗塞で発症.減圧開頭術を受け,症例1と同様にリハビリテーション目的で当院転院となった.
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