学会報告
第15回北陸リハビリテーション医学集談会―昭和61年9月7日,於:金沢大学医療技術短期大学部
立野 勝彦
1
1金沢大学医療技術短期大学部
pp.155-162
発行日 1988年2月10日
Published Date 1988/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105777
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第15回北陸リハビリテーション医学集談会は,昭和61年9月7日,第40回北陸医学会総会の17分科会の一つとして開催された.過去最多の27演題が発表され,他の分科会に劣らず,予定時間を延長し熱心な討論が続き盛会であった.
演題の内訳については,過去の集談会と同じ傾向がみられ,脳卒中片麻痺をはじめしとした中枢性障害に関する演題が11題と多くを占め,その内,言語療法関連演題が5題であった.また,整形外科的分野からは,8題が発表された.会員の構成人数の関係から,精神科分野の発表は,従来より少ないが,今回は,富山市民病院の草野亮先生による過去30年間の総合病院における精神科リハビリテーションの経緯と現状の問題点を指摘されたことは感銘深かった.
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