Japanese
English
講座 リハビリテーションと臨床検査
2.脳卒中早期リハビリテーションと臨床検査
Clinical Laboratoric Study in Stroke Rehabilitation.
才藤 栄一
1
Eiichi Saitoh
1
1東京都リハビリテーション病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Tokyo Metropolitan Rehabilitation Hospital
キーワード:
臨床検査
,
脳血管障害
,
リハビリテーション
Keyword:
臨床検査
,
脳血管障害
,
リハビリテーション
pp.147-152
発行日 1993年2月10日
Published Date 1993/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107295
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脳血管障害の病態は,出血性病変,梗塞性病変などその病因が単一でないこと,多くの基礎疾患を有していることに加え,障害される脳病変部位の差による症状や帰結の多様性により,把握しにくい.一方,近年のCTやMRIなどの画像診断の出現,進歩が,これら複雑な病態の理解に大きく貢献し,それに伴って新しい診断,治療法の開発や見直しが行われつつあることも事実である.そこで脳血管障害の診断,治療法の進歩をリハビリテーション医をはじめとするリハビリテーション医療関係者が十分に把握しておくことは大切なことと思われる.ここでは脳血管障害の臨床検査,すなわち血液,髄液,尿検査などの臨床的要点についてまとめて,読者諸氏と一緒に勉強したい.
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