Japanese
English
調査
老人病院のリハビリテーションセンターにおける患者の転倒・骨折とその予防対策について
Fall, Fracture and Its Preventive Policies in the Aged of the Rehabilitation Center.
浜田 博文
1
,
日高 覚
2
,
井上 仁
2
,
向江 早苗
2
,
尾崎 多恵子
2
,
中元 伸夫
2
,
内囿 清二
2
Hirofumi Hamada
1
,
Satoru Hidaka
2
,
Jin Inoue
2
,
Sanae Mukae
2
,
Taeko Ozaki
2
,
Nobuo Nakamoto
2
,
Seiji Uchizono
2
1鹿児島大学医療技術短期大学部
2加治木温泉病院リハビリテーションセンター
1Kagoshima University School of Allied Medical Sciences
2Rehabilitation Center, Kajiki Onsen Hospital
キーワード:
老人
,
転倒
,
骨折
Keyword:
老人
,
転倒
,
骨折
pp.993-995
発行日 1991年10月10日
Published Date 1991/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106925
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はじめに
老人病院では患者が高齢の上,注意力低下,筋力低下,片麻痺,骨粗鬆症などのため転倒および転倒による骨折が生じやすい.そして,転倒することによって歩くことへの不安が生じ,また転倒による軽度の痛みでも歩行をはじめとする日常生活動作への意欲が減退し,リハビリテーションや看護を行う上で重大な阻害因子となる.筆者らはこのことを重くみて,当院のリハビリテーションセンターにおける2年間の患者の転倒および骨折状況を調べ,それに基づいた転倒予防対策を検討したのでここに報告する.
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