学会報告
第49回関東リハビリテーション医学懇話会―昭和61年12月6日,於:慶応大学病院東校舎講堂
千野 直一
1
1慶応義塾大学医学部リハビリテーション科
pp.963-966
発行日 1987年10月10日
Published Date 1987/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106655
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1.Chorea-acanthocytosis(有棘赤血球を伴う舞踏病)のリハビリテーションの経験
慶大月が瀬リハセンター
園田 茂 木村 彰男 椿原 彰夫
正門 由久 峯尾 喜好
慶大リハ科 千野 直一
Chorea-acanthocytosisの一例のリハビリを経験したので,報告する.
症例は34歳の女性で,昭和49年,23歳時に強直性間代性痙攣を起こした.昭和57年頃より咬唇咬舌や足関節内反などの不随意運動を認め,有棘赤血球の存在と,不随意運動から,Chorea-acanthocytosisと診断された.ADL改善のため昭和61年2月慶応義塾大学月が瀬リハビリセンターに入院した.
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