書評
広畑和志・寺山和雄 編集,辻陽雄 編集協力―標準整形外科学第4版
竹光 義治
1
1旭川医科大学整形外科
pp.804
発行日 1990年10月10日
Published Date 1990/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106362
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昭和54年に本書の初版が発行されて以来,10年間,一貫して学生用教科書として愛用されてきた『標準整形外科学』が,このたび装いも新たに改訂第4版が出版された.『標準整形外科学』は経験豊かな16名の教授が各々専門分野を分担し,練りに練って著作されたと聞いているが,学生用教科書としてはもちろん,上級研修医の知識整理用としても教科書としては秀逸のものと思う.内容の充実性と,最近の進歩を常に取り入れた斬新さは確かにセールスポイントである.その内容をみると
1)広範な整形外科疾患全般はもとより,関連領域についても,現段階での基本的なminimamrequirmentから,知っていて欲しい新知識までまんべんなく盛り込まれ,内容が充実している.
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