Japanese
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特集 神経・筋の電気生理学的検査の進歩
パルス磁気刺激検査法
Pulsed Magnetic Stimulation Test.
眞野 行生
1
Yukio Mano
1
1奈良県立医科大学神経内科,中央リハビリテーション部
1Department of Neurology and Central Rehabilitation Service, Nara Medical University
キーワード:
パルス磁気刺激
,
頭部磁気刺激法
,
渦電流
Keyword:
パルス磁気刺激
,
頭部磁気刺激法
,
渦電流
pp.327-331
発行日 1990年5月10日
Published Date 1990/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106260
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はじめに
誘発電位測定は,神経系の評価法として大変重要である.運動神経伝導検査,知覚神経伝導検査,体性感覚誘発電位検査などはよく使われている.しかし,中枢性運動神経伝導性の検査はルーチンに普及するものがなかった1).1985年,Barkerら2)がnon-invasive magnetic stimulationとしてパルス磁気刺激法を報告した.日本では翌年,著者らはパルス磁気刺激装置を用い,臨床に応用可能であることを報告してきた3).
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