Japanese
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特集 臨床神経生理学のリハビリテーションへの応用
磁気刺激による治療
Application of neurophysiology for rehabilitation:therapy using transcranial magnetic stimulation.
竹内 直行
1
,
生駒 一憲
1
Naoyuki Takeuchi
1
,
Katsunori Ikoma
1
1北海道大学病院リハビリテーション科
1Rehabilitation Medicine, Hospital of Hokkaido University
キーワード:
磁気刺激
,
脳卒中
Keyword:
磁気刺激
,
脳卒中
pp.705-709
発行日 2009年8月10日
Published Date 2009/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101564
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はじめに
反復経頭蓋磁気刺激(repetitive transcranial magnetic stimulation;rTMS)は刺激強度,刺激頻度,刺激回数を変化させることによって大脳皮質の興奮性を変化させることが可能である.神経系の分析・評価だけでなく,興奮性,抑制性に働いたりする複雑なネットワークを呈する大脳で,刺激方法の組み合わせによりさまざまな中枢性疾患ヘの応用が期待されている.今回,脳卒中に対するrTMS治療法について,他の神経疾患に対する治療報告を交えながら紹介する.
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