Japanese
English
症例報告
歩行失行の1例
Apraxia of Gait: A case report.
堂園 浩一朗
1
,
緒方 甫
1
,
蜂須賀 研二
1
,
稗田 寛
2
Kouichiro Douzono
1
,
Hajime Ogata
1
,
Kenji Hachisuka
1
,
Hiroshi Hieda
2
1産業医科大学リハビリテーション医学教室
2門司労災病院整形外科
1Department of Rehabilitation Medicine, University of Occupational and Environmental Health.
2Department of Orthopedic Surgery, Moji-Rosai Hospital.
キーワード:
歩行失行
,
高次大脳機能
,
運動プログラミング
Keyword:
歩行失行
,
高次大脳機能
,
運動プログラミング
pp.871-873
発行日 1989年11月10日
Published Date 1989/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106164
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はじめに
歩行失行はその疾患概念に異論もあり,存在すら疑問視する意見もあるが,運動麻痺・筋力低下・感覚障害・運動失調を伴わず,すくみ足などを特徴とする奇妙な歩行障害を,とりあえず歩行失行と呼ぶことにする.最近,多発性脳梗塞により運動プログラミングの障害と歩行失行を呈した1症例を経験したので報告する.
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.