書評
ヨシオ セトグチ(カリフォルニア大学ロスアンゼル校) ルース ローゼンフェルダー(カリフォルニア大学ロスアンゼルス校)編 加倉井周一(帝京大学)訳―小児切断と義肢
大川 嗣雄
1
1横浜市立大学
pp.162
発行日 1988年2月10日
Published Date 1988/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105778
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UCLAの小児科医で,小児切断プロジェクトの所長であるYoshio Setoguchi博士ら編の「小児切断と義肢」が,帝京大学の加倉井周一先生の翻訳によって出版された.
この本は,アメリカ合衆国での小児切断プロジェクトの25年の歴史の中心的存在であるSetoguchi博士らの手になった本である.さらに,訳者はわが国の小児切断のリハビリテーションを体系化した加倉井先生である,今まで殆ど作られていない小児切断とそのリハビリテーションに関する最初の教科書ともいえるであろう.
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