Japanese
English
特集 失調症
<症例報告>
長期にわたってリハビリテーションを実施した重症失調症の2例
Two Cases of Long Term Rehabilitation for Severe Ataxia.
小野 仁之
1
,
伊藤 恭子
2
,
井上 桂子
2
Hitoshi Ono
1
,
Kyoko Ito
2
,
Keiko Inoue
2
1川崎医科大学リハビリテーション科
2川崎リハビリテーション学院
1Department of Rehabilitation Medicine, Kawasaki Medical School Hospital
2Kawasaki Rehabilitation School.
キーワード:
失調症
,
リハビリテーション
Keyword:
失調症
,
リハビリテーション
pp.687-690
発行日 1986年9月10日
Published Date 1986/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105662
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はじめに
運動失調ことに小脳性失調はリハビリテーション(以下リハと省略)治療上最も困難なものであるとされるが,それは治療手段として決定的なものがないためばかりでなく,多くの場合経過が極めて長期なものになり心理的,社会的に様々な問題を招来することが稀でないことにもよっている.ここでは当院リハ科で長期にわたって訓練した重症の失調症例について述べる.
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