Japanese
English
特集 運動失調
評価と訓練
Evaluation and Therapeutic Exercise for Ataxia.
小山 祐司
1
,
石田 暉
1
Yuji Koyama
1
,
Akira Ishida
1
1東海大学医学部リハビリテーション学教室
1Department of Rehabiltation Medicine, Tokai University School of Medicine
キーワード:
失調症
,
評価法
,
訓練法
Keyword:
失調症
,
評価法
,
訓練法
pp.917-922
発行日 1999年10月10日
Published Date 1999/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109072
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はじめに
運動失調に対する訓練効果は一般に期待しにくいと考えられている.しかし,各種訓練法による効果は生理学的根拠や損傷部位との対応が未だ明らかでない部分も多く,多分に経験的要素が強い.このような問題を抱え続ける背景には,多種多様な運動失調に対する病態メカニズムの解明や臨床で用いる定量的評価尺度の開発・標準化の難しさがある.
本稿ではevidence-based medicineが求められる運動失調のリハビリテーションに関して,評価および訓練法の現状を概観する.
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