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特集 最近の進歩と展望
義肢学における最近の進歩と展望
Recent Advances in Prosthetics.
加倉井 周一
1
Shuichi Kakurai
1
1東京都補装具研究所
1Tokyo Metroporitan Prosthetic and Orthotic Research Institute.
キーワード:
flexible Socket for A/K amputee
,
CAD/CAM
,
Computer Aided Socket Design(CASD)
Keyword:
flexible Socket for A/K amputee
,
CAD/CAM
,
Computer Aided Socket Design(CASD)
pp.13-18
発行日 1986年1月10日
Published Date 1986/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105517
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はじめに
最近10数年間の義肢・装具の領域での進歩は目覚しいものがある.すなわち,新素材の導入と生体工学的デザインにもとづく義肢・装具の開発,骨格構造義肢の実用普及化に端緒とする和式生活に適した義足の導入,従来なおざりにされていた義肢・装具部品の標準化研究ならびに一連のJIS企画の制定,さらには国立所沢リハ・センター学院内の義肢装具適合職養成課程の発足ならびに補装具適合判定医師研修会の充実など枚挙にいとまのないほどである.
紙面の都合でこれら全てに触れるのは困難なため,本稿では大腿切断者に対するflexible socketの実用普及,ならびに先端技術の応用としてのコンピュータを利用したCAD/CAMの実状について説明したい.
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