Japanese
English
講座 言語障害の評価
言語発達遅滞の評価
Evaluation of Delayed Speech and Language Development.
小寺 富子
1
,
倉井 成子
1
,
佐竹 恒夫
2
Tomiko Kodera
1
,
Shigeko Kurai
1
,
Tsuneo Satake
2
1国立身体障害者リハビリテーションセンター病院
2八千代市言語相談室
1National Rehabilitation Center for the Disabled.
2Yachijo-Shi Hearing, Speech and Language Clinic.
キーワード:
言語発達遅滞
,
言語発達遅滞の評価
,
言語発達遅滞児への対応
Keyword:
言語発達遅滞
,
言語発達遅滞の評価
,
言語発達遅滞児への対応
pp.553-562
発行日 1984年7月10日
Published Date 1984/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105206
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Ⅰ.言語発達とその障害
1.正常な言語発達
子どもは1歳前後からカタコトを話し始め,その後ことばはめざましく発達して行く.しかしある日突然ことばが出現してくるのではない.それは諸々の領域における発達を土俵として生まれてくるのである.
自分の手足が自由になるずっと以前から,子どもは周囲の物音・人声を聞き,見える物を見つめている.手が自由になると物にさわり・物をつかみ・叩き・なめるなどの操作を通して物の理解を深めて行く.
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