特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
I.症状の診かた・とらえ方—鑑別のポイントと対処法
27.言語発達遅滞
鈴木 恵子
1
1北里大学病院耳鼻咽喉科
pp.100-102
発行日 1991年11月5日
Published Date 1991/11/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411900390
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「ことばの遅れ」を訴えて耳鼻咽喉科を訪れる子どもは少なくない.ことばの遅れの要因として,まず聴力を疑う親が多いためである.また,音声表出のための器官としての「のど」や「くち」の重要性も,一般に認識されやすいようだ.このように,耳鼻咽喉科医は言語発達遅滞の診断にあたって,重要な役割を担う.
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