巻頭言
国際義肢装具協会第4回世界大会に出席して(義手,義足最近の傾向)
佐藤 和男
1
1中央鉄道病院
pp.497
発行日 1984年7月10日
Published Date 1984/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105193
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1983年9月5日より9日まで,LondonにてI.S.P.O. 第4回World Congressが開催された.今回その会に出席し,いくつかの演題をきき,また直接西欧の専門家と接触し,その意見をいく機会があったので,特に義手,義足における最近の傾向を私なりに感じた点を述べてみたいと思う.
結論としては,義手においては動力化,筋電制御の利用,Hybrid Type(混合形)の積極的採用であり,義足については,骨格化,(Mondular Type),超軽量化への努力,このようなimpressionをうけた.
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