Japanese
English
特集 一般病院におけるリハビリテーション
一般病院における脊髄障害のリハビリテーション
Rehabilitation Services for Patients with Spinal Damage in General Hospital.
伊藤 利之
1
,
大川 嗣雄
2
,
佐鹿 博信
2
Toshiyuki Ito
1
,
Tsugio Ohkawa
2
,
Hironobu Sashika
2
1横浜市立港湾病院リハビリテーション科
2横浜市大病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation, Yokohama-city Kohwan Hospital.
2Department of Rehabilitation, Yokohama-city University School of Medicine.
キーワード:
早期リハビリテーション
,
四肢不全麻痺
Keyword:
早期リハビリテーション
,
四肢不全麻痺
pp.991-996
発行日 1982年11月10日
Published Date 1982/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104848
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
脊髄障害のリハビリテーションにおける基本的な原則や方法論は,すでに多くの成書に記載されており,完全麻痺に限れば一応完成された体系を持つに至っている.しかし,その治療の場所についてみると,労災病院やリハビリテーション専門病院・施設(以下リハ専門病院と略す)に集中しており,いわゆる一般病院における治療経験について検討したものは見られない.
そこで,ここでは横浜市大病院,横浜市立港湾病院(表1)における治療経験から,脊髄障害のリハビリテーションの実態を明らかにし,その役割と問題点について検討する.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.