学会報告
第15回九州リハビリテーション医学懇話会―昭和55年8月24日,於:鹿児島市立病院学術ホール
新村 健
1
1鹿児島大学医学部附属病院霧島分院
pp.331-335
発行日 1981年4月10日
Published Date 1981/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104531
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
南国鹿児島も冷夏の影響で不順な天候が続きました.連日の雨天に心配していましたが,幸に当日は久し振りの強い太陽が照りつけて本来の南国の夏を取りもどしたようで,出足も順調で90人を越える会員の方々に参加していただきました.
鹿児島大学名誉教授の金久卓也先生には,特別講演をお願いし,リハビリテーション医学において行動療法の理論に基づく治療学上の新しい展開について多くの示唆を賜った.一般演題は広範囲の分野にわたる14題の発表が行われ,それぞれ活発な討論が行われた.
会場は,御存知のように「五つ子」誕生で全国的に話題になった鹿児島市立病院で,「五つ子」で出来上ったといわれる学術ホールで,その立派な行き届いた設備の中で,ゆったりとして,しかも熱心な討論のうちに有意義に終了できたので,会員の方々も満足していただいたと思います.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.