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特集 リハビリテーション医学教育
卒前教育としてのリハビリテーション医学―横浜市大の実習プログラムを中心として
Rehabilitation Medicine for the Undergraduate Medical Students.
大川 嗣雄
1
Tsugio Ohkawa
1
1横浜市大病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Yokohama City University Hospital.
キーワード:
卒前教育
,
リハ医学実習
Keyword:
卒前教育
,
リハ医学実習
pp.11-16
発行日 1980年1月10日
Published Date 1980/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104253
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リハビリテーション医学の教育が卒前のレベルで行われなければならないと,わが国でも叫ばれて以来,かなりの年月が経過してしまった.しかし,その現実は如何なものであろうか.
最近に至って,リハビリテーション医学会では,卒後医師の研修会,さらに専門医制度も具体化されようとしている.また,関連職種の領域では,長年の夢であった理学療法士,作業療法士の教育が短期大学とはいえ,大学制度の中で行われはじめた,このような状況の中で,医学部教育,とくに卒前のレベルでの医学生に対しどのような教育が行われ今後どのような歩みを進めて行かねばならないかについて検討することが必要であろう.
われわれは昭和43年以来,講座ではないにもかかわらず,医学生に対する教育を行って来た.この経験を基に,医学部の卒前教育の問題をのベてみたい.
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