Japanese
English
研究
卒前教育における抗核抗体陽性像分類への酵素抗体法を用いた教育効果
Immunoenzymatic staining contributes to a better understanding of the differentiation of antinuclear antibodies in the undergraduate training
伊藤 さやか
1,2
,
小野川 傑
3
1東京工科大学医療保健学部臨床検査学科
2現 埼玉県立大学保健医療福祉学部健康開発学科検査技術科学専攻
3埼玉医科大学保健医療学部臨床検査学科
キーワード:
抗核抗体
,
ANA
,
間接蛍光抗体法
,
IF法
,
酵素抗体法
,
卒前教育
,
陽性像型別分類
Keyword:
抗核抗体
,
ANA
,
間接蛍光抗体法
,
IF法
,
酵素抗体法
,
卒前教育
,
陽性像型別分類
pp.580-587
発行日 2021年5月15日
Published Date 2021/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202722
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Summary
間接蛍光抗体(IF)法による抗核抗体(ANA)検査の学内実習は卒前教育の観点から実施することが望ましい.しかしながら,学生数に対して蛍光顕微鏡が圧倒的に少ないことなどの課題も多い.酵素抗体法をANA検査実習に導入し,併用の教育効果を分析したところ,IF法の陽性像型別分類の理解度が上昇した.酵素抗体法の併用は,IF法での誤った判読を修正できる可能性があり,教育現場においてANA検査の理解を深めることが示唆された.
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.