特集 一般病院におけるリハビリテーション活動
座談会/リハビリテーションにおける一般病院とリハ専門病院の協力・役割分担はどうあるべきか―昭和54年3月3日,於・医学書院
伊藤 利之
1,2
,
千野 直一
3,4
,
渡辺 淳
5
,
間 得之
6
,
横山 巌
7,8
1横浜市大病院リハビリテーション科
2横浜市立港湾病院
3慶応義塾大学医学部リハビリテーションセンター
4月が瀬リハビリテーションセンター
5中通リハビリテーション病院
6中伊豆温泉病院
7神奈川県総合リハビリテーションセンター
8七沢病院
pp.525-533
発行日 1979年7月10日
Published Date 1979/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104187
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横山(司会) 一般病院には,戦前から物療室というのがあって,比較的影のうすい存在でしたが,人口の老齢化に伴う疾病構造の変化,それに交通事故の増大などによるリハビリテーション医療のニーズの増大に伴って,これがリハビリテーション(以下,リハと略)科に昇華してきています.
一方ではリハ専門病院が各地につくられています.この中には戦前は温泉病院という形で,慢性疾患や回復期の患者の治療にあたっていたものが,近年,リハ医療のニーズに対応してリハ病院として衣替えをしてきたものも多いわけです.そのほか,設立当初から温泉とは全く関係なしに,リハ専門病院として作られたものもあります.
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