インタビュー
スウェーデンにおけるリハビリテーションの現状―スエン・ウロフ・ブラットゴート博士に聞く(昭和51年11月11日,於横浜ニューグランドホテル)
上田 敏
2
Sven-Olof Brattgåord
1
1スウェーデン・エーテポリ大学障害者研究所
2東大病院リハビリテーション部
pp.295-300
発行日 1977年4月10日
Published Date 1977/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103771
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ゲスト Sven-Olof Brattgaord(スウェーデン・エーテボリ大学障害者研究所教授)
インタビュアー 上田 敏
(東大病院リハビリテーション部)
上田 スウェーデンのエーテボリ(Göteborg)大学のブラットゴート教授が,第11回日本パラプレジア医学会(横浜・11月11,12日)の特別講演に招待され,来日されましたので,その機会に,スウェーデンのリハビリテーションおよび障害者の生活環境などについてうかがってみたいと思います.
ブラットゴート先生を簡単にご紹介しますと,先生は若いころに脊髄腫瘍のために,ご自身パラブレジアになられました.しかし,それから医師となり,基礎医学の面で優れた業績を上げて,神経化学の教授となられ,その後,障害者のための生活環境の研究に入られまして,現在,エーテボリ大学の障害学講座の主任教授をしておられます.
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.