ひと
第11回日本パラプレジア医学会会長をつとめられる横浜市大整形外科 土屋弘吉(つちや・こうきち)先生
大川 嗣雄
1
1横浜市大
pp.586
発行日 1976年7月10日
Published Date 1976/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103595
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今回第11回パラプレジア医学会会長に就任され,11月に横浜で総会が開催されるパラプレジアをはじめとするリハビリテーションと先生の係り合いについて,いまさら紹介するまでもない.しかし,新しい技術や体系として,リハビリテーションを日本に導入した先駆者の一人である事に誰も異存はなかろう,NYUから帰られ,横浜に赴任された20数年前にすでに整形外科で脊損の臨床講義に作業療法にまでふれ,医局員にも回診で尿路管理では冷や汗をかかせたものである.さらに,脊損に褥創を一度も作らせないで社会復帰させろとの命が下ったが,その実現にはほぼ10年はかかったようである.弟子達の努力の足りなさによるものであろう.
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