整形外科を育てた人達 第112回
土屋弘吉教授(1919-1992)
天児 民和
1
1九州大学
pp.158-160
発行日 1993年2月25日
Published Date 1993/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901045
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横浜市立大学医学部の教授を長くしておられた土屋教授が亡くなられた.温厚な性格と整形外科とリハビリテーションの開拓に努力された功績を思い起こすと,私が今まで書き続けてきた,この『整形外科を育てた人達』の伝記シリーズの中に,土屋教授も省くことは出来ないので,これを書く決心をした.土屋教授と私は親密に交友を続けてきたが,横浜と福岡は遠く離れており,また,私も88歳の老人となり,記憶力も低下して正確な報道をする自信もなくなった.上屋教授の助教授をしておられた井沢淑郎先生と土屋教授後継者の腰野教授にお願いして詳しい資料を頂き,これで伝記を書き始めた.
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