Japanese
English
特集 脳性麻痺の治療とその限界
脳性麻痺における整形外科手術の適応と効果
Indication and Effects of Orthopaedic Surgery in Cerebral Palsy.
寺澤 幸一
1
Koichi Terasawa
1
1ひかり整肢学園
1Hikari Seishi-Gakuen.
キーワード:
変形
,
筋の不均衡
,
脱臼
Keyword:
変形
,
筋の不均衡
,
脱臼
pp.19-27
発行日 1976年1月10日
Published Date 1976/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103459
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いとぐち
脳性麻痺の治療では最近保存療法が強調されすぎて,手術の効果が見過されている,とIngram2)は述べている.変形が確立したこどもや年長児,また場合によっては重度児の障害を軽減する手段としての整形外科手術の真価はもっと見直されてよいというのが私の実感でもある.16年の私の肢体不自由児施設での経験もある程度これを裏付けてくれると思う.以下,自らの経験と文献から限られた紙数の中ではあるが手術について述べてみたい.
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