学会報告
職業リハビリテーション研究セミナー―昭和50年5月22・23日 於中野サン・プラザ
小川 孟
pp.687-688
発行日 1975年8月10日
Published Date 1975/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103391
- 有料閲覧
- 文献概要
働く意欲を持ちながら,その障害の故に一般の職場に雇用されることが困難な身体障害者に働く機会を提供し,生活の自立を促すことをその役割としている全国の身体障害者授産施設,重度身体障害者授産施設および身体障害者福祉工場が集まって「全国身体障害者職業更生施設協議会」(会長高木政信)というやや長い名前のついた団体を作っている.発足は13年前で数施設の連絡会であったのが今では北海道から沖縄まで95施設が加盟している.
この協議会は毎年総会に続いて研究大会を開いてきたが,今回は仲間うちの話し合いに終らせず,施設の外からの声を聞くことにして「職業リハビリテーション研究セミナー」ということで公開にしたところ,160名という予想以上の参加者を得て,5月21日の総会に続いて22~23日,中野サン・プラザ(全国勤労青少年会館)を会場に熱心な討議が行われた.
Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.