学会報告
第38回中国四国リハビリテーション医学研究会—2014年6月22日(日),於:ANAクラウンプラザホテル宇部
田口 敏彦
1
1山口大学大学院医学系研究科整形外科学
pp.1201-1209
発行日 2014年12月10日
Published Date 2014/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200090
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1.大腿骨近位部骨折例における段差昇降能力に影響を及ぼす要因
JA山口厚生連周東総合病院リハビリテーション科
川端 悠士・他
〔目的〕大腿骨近位部骨折例における段差昇降能力に影響を与える要因を明らかにすること.〔方法〕51例を対象として退院時に機能的要因および段差昇降の可否を調査した.〔結果〕多変量解析の結果,段差昇降能力に影響を与える要因として,手すり使用条件では健側膝伸展筋力が,非使用条件では健側膝伸展筋力と継足立位時間が抽出された.〔結論〕段差昇降動作獲得には膝伸展筋力・立位バランス向上を図る必要性が示唆された.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.