学会報告
第4回関東地方リハビリテーション医学懇話会―(昭和48年2月17日,於武田薬品本社講堂)
福井 圀彦
1
,
安藤 徳彦
2
,
藤田 勉
3
,
伊比 香代子
3
,
上田 敏
4
,
丹沢 章八
1
,
横山 巌
1
1神奈川県老人福祉事業団七沢病院
2横浜市身障者更生相談所
3鹿教湯温泉療養所
4東大病院リハビリテーション部
pp.420-423
発行日 1974年5月10日
Published Date 1974/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103147
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横浜市身障者更生相談所における措置判定後の予後調査について
横浜市身障者更生相談所 安藤徳彦
横浜市身障者更生相談所は開所以来4年間に102名の身障法の措置に関する判定業務を行ったが,今回これら障害者の予後調査を実施したので,特に肢体不自由78名の結果を報告し考察を加えた.
重度障害者施設に向けて判定されたものは18名で,大部分は脳性小児麻痺であるが,このうち12名は措置をうけえずに在宅のままとなっている.身障者授産施設に判定されたものは28名と最も多数である.一方,職業訓練校と判定されたものは9名で,就職,進学指導をうけたものはさらに少なく2名である.
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