巻頭言
機能維持や教育・訓練は無意味ではありませんが
八藤後 猛
1
1日本大学理工学部建築学科
pp.1065
発行日 2012年8月10日
Published Date 2012/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102620
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この挑発的なタイトルは,ぜひ注目いただきたかったからです.唐突ですが,みなさまの高齢者や障害者の住宅環境整備における基本的考え方は,次のどちらでしょうか.
①身体的,精神的な機能維持の観点から,段差などのバリアは完全になくさないで,ある程度残しておくべき
②転倒したとき,その後の結果は著しく本人の生活の質を悪くするので,少しでもそうしたバリアとなる危険要因は除去しておくべき
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