学会印象記
日本リハビリテーション連携科学学会第13回大会
奥野 英子
1
1日本リハビリテーション連携科学学会
pp.1043-1045
発行日 2012年7月10日
Published Date 2012/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102608
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リハビリテーションの連携
わが国で初めて開催されたリハビリテーションの国際会議は,1965年に東京で開催された「第3回汎太平洋リハビリテーション会議」であり,同年に「理学療法士・作業療法士法」が制定され,その後,リハビリテーションは医学リハビリテーションを中心に大きく発展してきました.現在は,リハビリテーションに関わるさまざまな専門職が確立し,その専門性が高められています.
このようななかで「日本リハビリテーション連携科学学会」は,障害のある当事者・家族の立場に立って,総合的なリハビリテーションサービスが適切な時期に適切な量と良好な質をもって提供されることをめざして,1999年3月に設立されました.医学,教育,社会,職業,工学などのリハビリテーションの諸分野,各種専門職,専門職能団体,専門諸機関との連携,さらにサービス利用者との連携を目的に活動し,13年が経過しました.第1回大会から第13回大会までの開催経過は表の通りです(表).
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