Japanese
English
講座 ポストポリオ症候群・第1回【新連載】
総論―診断・評価
Introduction to post-polio syndrome:diagnosis and evaluation.
蜂須賀 明子
1
,
松嶋 康之
1
,
蜂須賀 研二
1
Akiko Hachisuka
1
,
Yasuyuki Matsushima
1
,
Kenji Hachisuka
1
1産業医科大学リハビリテーション医学講座
1Department of Rehabilitation Medicine, University of Occupational and Environmental Health
キーワード:
ポストポリオ症候群
,
高齢化
,
不活化ポリオワクチン
,
診断基準
,
電気生理学的評価
Keyword:
ポストポリオ症候群
,
高齢化
,
不活化ポリオワクチン
,
診断基準
,
電気生理学的評価
pp.43-47
発行日 2012年1月10日
Published Date 2012/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102334
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はじめに
ポストポリオ症候群(post-polio syndrome;PPS)は,通常どおり日常生活や社会生活を送っていたポリオ罹患者が,安定した状態が15~50年続いた後で,筋萎縮,疲労感,息切れ,歩行障害などの新たな身体症状が出現する病態のことである.近年,ポリオ罹患者の高齢化に伴いPPSが問題となってきた.
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