ひと
第34回日本リハビリテーション医学会学術集会会長になられた埼玉医科大学リハビリテーション医学教室 近藤 徹教授
津山 直一
1
1国立身体障害者リハビリテーションセンター
pp.5
発行日 1997年1月10日
Published Date 1997/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108275
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近藤徹教授は昭和36年東京大学医学部を卒業,37年より同整形外科学教室に入り,主として末梢神経や脳卒中,脳性麻痺等,整形外科のなかでも神経疾患関係の研究をされ,末梢神経伝導速度に関する研究で学位をとられた.父君が叔父様と共に早くから肢体不自由児療育施設・両毛整肢園において肢体不自由児の療育に当たっておられた関係からか,リハビリテーション医学に関心を持たれ,埼玉医科大学創設とともにリハビリテーション科の教授になられた.ニュージーランドや北欧においても整形外科やリハビリテーション医学の研鑽を積まれ,多年にわたり日本リハビリテーション医学会の理事も勤められ,学術集会会長としては誠に適任である.
本年の8月末から9月初めにかけて国際リハビリテーション医学会(IRMA)が上田敏教授主催の下に開かれることになったので,国内学会を同時開催とし,世界中からのリハビリテーション医学者に日本のリハビリテーション医学の現状,水準をみせる好機と考え,京都において両学会が同時に開催される.
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